自慢の焼き鳥
焼き鳥20年の技
焼き鳥の串刺しは実はとても難しい作業です。
鶏は牛や豚に比べて個体が極めて小さく、部位も細かく分かれております。それぞれの肉質や形、大きさなどに沿って、部位ごとにコントロールされた串打ちの技が求められるのです。
弊社ではこの道20年以上の実績を持つ熟練の職人が担当しており、それぞれの部位に合わせて丁寧な串打ちをしております。串を刺す角度にもこだわるため、焼く際にムラが出ず、均等に火が入って肉の旨味を逃すこともありません。口に入れる際は簡単に串から外れるとともに、食べる際に分離してしまうようなことがない絶妙な刺し加減です。塩ふりやタレ浸けなども、部位や状態に合わせて長年の勘で行っており、備長炭の火をコントロールしながら絶妙な焼き加減に仕上げております。
備長炭で旨みを閉じ込める
備長炭で焼くことでガス火とは異なり、遠赤外線と近赤外線の作用による絶妙な焼き加減に仕上げることができます。
波長の短い近赤外線が鶏肉の表面をカリッと焼き上げながら、じっくりと伝わる遠赤外線が内部の水分や脂分まで熱を通すので、旨みが閉じこめられ、ふわっとジューシーな食感に仕上がるのです。
備長炭でじっくり焼くことで余分な脂が落ち、肉本来の旨みが凝縮されます。余計な脂が落ちることでよりヘルシーに召し上がっていただけるのに、味は濃厚で、鶏肉の旨みを再認識していただけます。備長炭で丁寧に焼き上げることで絶妙な焦げ目もつき、溢れ出る脂によって舞い上がる煙にいぶされ、スモーキング状態となるのです。その香ばしさがいっそうの旨みを与えてくれるとともに、香りでも食欲がそそられる焼き鳥に仕上がります。
希少部位をご用意
弊社では国産の上質な鶏を部位ごとに丸々1羽分仕入れておりますので、希少な部位の焼き鳥もご用意できます。
鶏というのは鶏冠(とさか)から足の先まで丸ごと食べられると言われるほど、無駄な部位がありません。首の肉であるせせりや尾っぽの部分であるぼんじりまで、それぞれ食感も旨みも異なり、独特の味わいを楽しむことができます。
鮮度抜群の鶏のズリ壁(銀皮)や心臓上部の血管のハツ元、ハツ元につながる血管ハツ紐と呼ばれる焼き鳥専門店でも珍しい希少な部位までご用意しております。
そして、九州の焼鳥屋といえば豚バラ。脂の味わい、食感を吟味し厳選したものを使用しております。